美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦

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ダイエットの帝王《FITBULL 桑原和也》

急激なダイエットはNG!?短期間の無理な減量は体に負担はあるのか?

『よし!ダイエットを始めよう!』

と思い立ったとき、できるだけ短期間でダイエットに取り組む方は多いと思います。

私もダイエットするときは、長くても2ヶ月以内に目標体重まで持っていくことがほとんどです。

ダイエットの方法を勉強されている方やダイエット経験者は

『短期間ダイエットは体に負担がかかる』

ということを一度は耳にしたことがあると思います。

でも、実際に”体のどの部分にどんな負担がかかる”かを知っている方は少ないと思います。

テレビや雑誌でも短期間で◯◯kg痩せました!

というものから、某◯◯ザップでは2ヶ月で-10kg以上のダイエットに成功!

という目を引く結果を報告していますよね。

そこで、今回は

急激なダイエットはNG!?短期間の無理な減量は体に負担はあるのか?

をテーマに、短期間でダイエットを成功させた裏では体にどのようなことが起こっているかをご紹介させていただきたいと思います。

短期間のダイエットを繰り返している方やこれからダイエットに取り組みたいと思っている方は、ぜひ目を通しておいてくださいね。




☑️短期間ダイエットをするとリバウンドする確率が高い?

私のブログをよく読まれている方はご存知だと思いますが、私は短期間ダイエットを成功させた経験が何度もあります。

例えば、

ケトン体ダイエットで6週間で−12kg

炭水化物抜きで3ヶ月で−10kg

など、他にもダイエット経験は多数あり、今まではベンチプレスの大会前になると目標体重まで短期間で落としていました。

ですが、私の場合は、ベンチプレス選手なので、減量→増量→減量→増量を繰り返すので、大会が終われば3ヶ月ほどで元の体重まで戻ってしまいます。

『食べることが大好きで、気がついたら体重が増えている。。。』

と悩んでいて、ダイエットとリバウンドを繰り返しているという方は多いです。

過酷なダイエットをして、目標体重まで落とすことができたら

やったー!!ついに目標達成!!今日からご飯をいっぱい食べられる!!

とダイエットに成功した自分にご褒美をあげたくなってしまいます。

PhoTones_TAKUMA

ですが、今まで取り組んでいた食事制限や食材選定、有酸素運動、トレーニングなどを極端に減らすとリバウンドすることは目に見えています。

しかし、目標体重をクリアした後に、食事管理や運動を同じように続けられる方は一握りです。。。

私の考えでは、

ダイエットやトレーニングは習慣にならないと成功しません。

『私は毎日頑張ってダイエットしています。』

『無理をしてでもトレーニングを続けています。』

これでは、途中で息切れしてしまい長続きしないのです。

私は、トレーニングやダイエットが大嫌いです。

だからこそ、歯を磨くような感覚で、毎日お風呂に入るような感覚で、トレーニングやダイエットを自然に続けられる習慣にしないといけません。

もし、

ダイエットしてもいつもリバウンドしてしまう。
ダイエットに成功してもその体重を維持できない
無理なダイエットだと分かっているけど、やめられない

という方は、できるだけ自然体で続けられるダイエットをしなければなりません。

私は、インターバルダイエットを考案してからはリバウンドもなく、最も自分に合っている体重を維持し続けています。

では、次に『短期間ダイエットが与える体へのダメージ』についてお話していきたいと思います。

 

☑️短期間ダイエットは肝臓に深刻なダメージを与える?

ダイエットすると体重が減りますので、見た目はスッキリして健康的に見えることが多いと思います。

太る=不健康】【痩せる=健康】というイメージが強いのも影響しているからだと思います。

ですが、痩せた本人は本当に健康になっているのでしょうか?

私が過去に痩せた経験からいうと、正直健康的になったとは感じません

痩せて筋肉のメリハリが出て、お腹が凹み、あご周りの肉が無くなるので、周りからは

『すっごい痩せたね!』
『ダイエット教えてほしい!』
『短期間でそんなに痩せれるもんなんだ!』

と言われますが、体はむしろ重く感じることもあり、ダイエット後は不調が続くことも多いです。

実は、短期間で大幅なダイエットをすると肝臓に大きなダメージを与えることがわかっています。

あまり知られていませんが、肝臓には500種類もの機能があり、その中の一つに

血液中の脂肪を出し入れし、血液中の脂肪の量を一定に保つ機能

があります。

”食事制限”、”有酸素運動”など、ダイエット方法はたくさんありますが、

どんなダイエットでもメカニズムは同じで、カロリーを制限や運動をしたりすることにより、体に溜め込まれた脂肪が分解されて、エネルギーとして消費されることで脂肪が減り体重が落ちます。

これ自体は、何ら問題はないのですが、短期間で大幅なダイエットを行うと、皮下脂肪などから脂肪が大量に血液中に放出されます。

肝臓は血液中の脂肪の量を保つ機能があるので、たくさんの脂肪を肝臓に蓄えることになります。

さらに、ダイエット後にダイエット前と同じような食事(高脂肪、高カロリー)をすると、血液中の脂肪が一気に増え、肝臓にさらに脂肪が溜まるのです。

これを繰り返すことで、脂肪肝肝臓ガンになる危険が増えてしまいます。

脂肪肝…食べ過ぎや飲み過ぎにより、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態。脂肪肝が進むと脂肪肝→脂肪性肝炎→肝硬変→肝臓ガンになってしまいます。

肝臓ガン…肝臓ガンの多くは肝硬変を経てから肝臓ガンになります。自覚症状が少なく、肝臓ガンだと分かった時には末期のことが多いガン。

短期間のダイエットとリバウンドを繰り返している人がまず気をつけることは

”脂肪肝”になっていないかをチェックすることです。

脂肪肝の検査は、血液検査になります。

例えば、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP、コリンエステラーぜ、TG(トリグリセライド)などの検査があります。

実は、今までベンチプレスの大会の度に短期間の減量を繰り返した悪影響が私の血液データに現れていました。

私の血液データでは、GPT、GOT、TGが高値を示していました。

それがこちら↓

健診年月日:平成25年4月22日
年齢:25歳
身長:171.7cm
体重:76.9kg
GPT:29
GOT:31↑
TG(トリグリセライド):88

健診年月日:平成26年4月14日
年齢:26歳
身長:171.5cm
体重:81.1kg
GPT:47↑
GOT:37↑
TG(トリグリセライド):99

健診年月日:平成27年4月13日
年齢:27歳
身長:171.2cm
体重:82.1kg
GPT:27
GOT:32↑
TG(トリグリセライド):158↑(要観察)

健診年月日:平成28年4月18日
年齢:28歳
身長:171.5cm
体重:75.2kg
GPT:33↑
GOT:33↑
TG(トリグリセライド):70

⚫︎GPTの基準値は30IU/L以下
⚫︎GOTの基準値は30IU/L以下
⚫︎TG(トリグリセライド)の基準値は30~150mg/dl

赤字の数値は、異常を示しています。

20歳頃から短期間ダイエットを何度も行っていたためか、肝臓が慢性的にダメージを受けていたのかもしれません。

毎年の4月で体重に大きく差があるのは、ベンチプレスの大会が近いかどうかなどが関係しています。

ダイエットをして体重が減ると体は軽くなり、見た目もスッキリして健康的になりますよね。

『一ヶ月で5kg痩せる!』
『5年前のパンツを穿けるように痩せよう!』
『憧れのあの人を振り向かせたい!』
『周囲にできる人間だということを証明したい!』

など、人それぞれ目標があると思いますし、その目標に向かってダイエットをしたりトレーニングをすることは大変素晴らしいと思います。

しかし、短期間で大幅なダイエットをすればするほど内臓に負担がかかり、

見た目は綺麗でも体の中はボロボロになっている

という状況になっては本末転倒です。

つまり、ダイエットは安全に】【無理なく】【気長に】【リバウンドしない】方法でなければいけないのです。

では、体に負担をかけずに痩せることはできるのでしょうか?

 

☑️理想のダイエットペースは1ヶ月に−何キロまで?

体に負担をかけないためには、ダイエットのペースをコントロールしないといけません。

1ヶ月に何kgダイエットすると体に負担がかかるか”ということは明確には報告がないようですが、1kgの脂肪を落とすのに約7,200kcalのエネルギーを消費しないといけないこと、そして、

私の経験上で判断すると、体に負担がかからないダイエットは、

1ヶ月に3kg以下、または体重の5%未満

が適正ではないかと考えています。

ただ、体重でダイエットの基準を考えるのは難しいです。

というのは、体重は水分や便の影響をモロに受けてしまうからです。

体重を測ってから、水を500ml飲んでから体重を測ると当然500g増えた体重になっています。

このように、体重だけを基準にするのは良くないので、体脂肪の基準も合わせて覚えておきましょう。

1ヶ月に落とす体脂肪は最大−2%

にとどめることが内臓へ負担をかけすぎない程度だと考えています。

Distec International

このように、ダイエットでは知っているようで知らないことがたくさんあります。

健康的になりたい、綺麗になりたい、という思いでダイエットしたのに、内臓がボロボロになっては元も子もありません。

内臓がボロボロになったり、リバウンドを起こしてしまっては、ダイエットは失敗と言えるのかもしれません。

そこで、今回はこの記事をご覧の方のために、

ダイエットで失敗しない7つのコツ

を作成しました!

ダイエットで失敗しない7つのコツは、第1話~第7話で構成していて、全部でテーマは7つ。

ダイエットで失敗しない7つのコツ
1章 短期間でダイエットするのはキケン!?

2章 ダイエットが続かない人の特徴とは!?

3章 炭水化物の上手な食べ方は?

4章 ゼロカロリー食品には要注意!?

5章 ドカ食いを止める方法は!?

6章 最も簡単な代謝の上げ方は!?

7章 リバウンドから解放されるには!?

 

ダイエットで成功するために必要な知識を7つのテーマに分け、詰め込みました。

これをご覧いただければ、今までよりも明確に、そしてもっと効率よくダイエットに取り組んでいただけるはずです。

ぜひ、【ダイエットで失敗しない7つのコツ】で学んでいただき、理想の体型を手にいれて下さいね!!

今回、ご希望の方全員に無料プレゼントさせていただきたいと思いますので、

ご希望の方は、下記の登録フォームに

【お名前】
【メールアドレス】

を記入していただき、送信してください。

折り返し、【ダイエットで失敗しない7つのコツ】をプレゼントさせていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。

今回は、『急激なダイエットはNG!?短期間の無理な減量は体に負担がかかるは本当?』をテーマにお話させていただきました。

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桑原 和也

名前:桑原和也。 職業:理学療法士、プロダイエットアドバイザー、介護施設運営コンサルタント。 プライベート:現役ベンチプレス選手(近畿大会準優勝)。 臨床で5年間経験を積み、3000人以上の患者を治療する。 「美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦」をテーマに、自身のダイエット経験、理学療法&スポーツの知識を生かし100人以上をダイエット成功に導く。 2018年にFITBULLを立ち上げ、一般の方から現役アスリートまで幅広く治療をし、体型に悩む多くの女性にダイエット&ボディメイクの指導をする。 その傍ら、介護施設の運営コンサルタントとして赤字企業をわずか3ヶ月で黒字に転換させる。 現在は介護サービスの利用を希望しても最低1~2ヶ月待ちの大盛況。 「治療」「ダイエット&ボディメイク」「介護施設コンサルタント」を主軸に個人・企業の規模を問わずサービスを提供している。

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プロフィール


桑原 和也 / Kazuya Kuwahara
理学療法士 / プロダイエットアドバイザー / 介護運営コンサルタント
1988年6月生まれ。大阪府出身。


はじめまして!
桑原 和也と申します。
このブログは

「体型に悩む方のダイエットを手助けしたい」

という思いをきっかけに始めました。

世の中に様々な情報が溢れる中、

・私が培ってきた知識
・最新のダイエット情報
・トレーニングの正しい方法

を中心に発信しています。

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