8Sep

前回は、『世界陸上 ウサイン・ボルトの速さの秘訣』についてお話しました。
今回は、食品添加物の中でも比較的口にしていることが多い”コーヒーフレッシュ”についてお話したいと思います。
コーヒーフレッシュは、基本的にHot/Iceコーヒーに入れてまろやかな味わいを出すために使用されます。
ダイエット中の方で、ガムシロップを抜きコーヒーフレッシュのみを入れてコーヒーを飲む方がいますが、私は絶対におススメしません。
☑コーヒーフレッシュの成分は?
コーヒーフレッシュは、一見ミルクに見えますが、実はミルクは一滴も入っておらず、植物油に水を入れ界面活性剤である乳化剤(ショ糖脂肪酸エステル等)を使用することで油と水が混ざります。
さらに、着色料で白色を出し増粘多糖類でミルクのようなとろみが出せばコーヒーフレッシュになります。
ミルクというのは非常に高価です。
また、賞味期限も短く本物のミルクを提供すれば非常にお金がかかります。
そこで、安価で”ミルクっぽいもの”を作れば、提供する側は金銭面的にも賞味期限もほとんど気にしなくて良いため取り放題に近い提供が可能になります。
☑コーヒーフレッシュは体に悪い?
結論から言うと体に悪いといって間違いありません。
例えば、乳化剤としてよく使用されるショ糖脂肪酸エステルは、以前から発がん性や肝臓肥満のリスクが指摘されています。
さらに、深刻な問題として、妊娠中に摂取すると胎児の染色体の異常を引き起こす可能性があります。
また、コーヒーフレッシュの成分表示を見てみると”乳製品”と書かれているものがほとんどです。
この”乳製品”の正体は脱脂粉乳です。
脱脂粉乳は、牛乳から脂肪を取り出したもので、実はアメリカの研究で脱脂粉乳を子供が日常的に摂取していると肥満になるというデータが明らかになりました。
ダイエット中にコーヒーフレッシュを使用するのは本末転倒と言えます。
また、pH調整剤は食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)に調整することで、食品の腐敗を抑える添加物です。
ph調整剤は、クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分がありますが、どれもpH調整剤と表示されます。
ph調整剤は、防腐剤や保存料などのような食品の状態を維持する添加物ですが、特に重合リン酸塩は、ヒトの腸管から血液中にカルシウムが吸収されるのを妨げてしまうことやカルシウム以外のミネラルの吸収も阻害することが知られています。
これらは、コーヒーフレッシュの成分が体に与えるほんの一例です。
コーヒーフレッシュだけにとどまらず、食品添加物はもはや避けて通れないほど私身の回り身の周りに存在しています。
この機会に、普段口にしているもの中にどれだけ食品添加物が含まれているかを確認してみましょう。
➡トランス脂肪酸の危険性について
➡人工(合成)甘味料『アスパルテームの危険性』
➡人工甘味料は体に有害か?
➡人工甘味料は肥満の元?

桑原 和也

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