24Aug

前回は、『ダイエットに効果的な筋トレ』をご覧いただきました。
ウォーキングは、ジョギングやエアロビクスのように有酸素運動に分類されます。
一番の特徴としては、関節や循環器に過度のストレスをあまり与えず継続しやすいということです。
これにより、老若男女問わず行うことが出来ます。
☑ウォーキングをするときの速度は?
よく時速4kmが歩行の標準速度と言われますが、実際にこのあたりの速度が最もエネルギー効率の良い速度であることが明らかになっており、ヒトが両足を振る動作には固有振動数があり、この振動数で自然に歩いている速度が3~5kmあたりになります。
3~5kmで歩行する場合は、エネルギー効率が良いので楽に歩くことができます。
これにより、ウォーキングをエクササイズとして取り入れようと考えている人は、あえてエネルギー効率の悪い速度(6~7.5km)で行う方がダイエットに効果があります。
☑脂肪を燃やすには酸素が必要?
生理学的には、脂肪を分解するには酸素が必要不可欠です。
なので、ウォーキングのような有酸素運動はダイエットに適していると言えます。
※ただし、前回もお話しましたが、有酸素運動のみでダイエットに取り組むのは効率が悪いです。
低強度の運動であっても実際に体脂肪が分解され、血中の遊離脂肪酸濃度が上昇するまでには、最低20分程度かかることが明らかになり、『運動によって体脂肪を燃焼させるには、低強度のエアロビック運動を最低20分以上続けることが必要』と言われています。
また、この20分間というのは連続して行う必要は無く、1日の中で合計20分以上であれば体脂肪を燃焼してくれるということが最近の研究で報告されています。
ウォーキングをはじめとする有酸素運動は、筋力トレーニングと異なり基礎代謝がアップするわけでは、ありませんので、出来るだけ回数を行う必要があります。
☑ウォーキングの効果を上げるには?
実際にウォーキングをする時間や回数は個々で設定して良いですが、せっかくウォーキングを取り入れるのであれば、ウォーキングの前に15分ほどスクワットや腹筋運動、腕立て伏せ、ホバーのような無酸素運動を取り入れることにより、成長ホルモンの分泌が促進され、ウォーキングの効果が飛躍的に上がりますので、実際にトライしてみてください。
脂肪分解に効果的なウォーキング方法を具体的について知りたい方は、以前書いた記事がありますので参考にしてみて下さい。

桑原 和也

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