5May
前回、【人工甘味料は肥満の元?】をご覧いただきました。
今回も人工甘味料についてお話したいと思います。
人工甘味料を摂取することにより、比較的人体に起こりやすい症状として、下痢があります。
実際、のど飴などの商品の製品表示欄に『食べすぎるとお腹がゆるくなることがあります』と書かれている場合があります。
上記の注意書きが書かれている場合に共通している成分としては、キシリトール、ソルビトール、マルチトール、スクラロースなどの人工甘味料です。
では、人工甘味料を摂取した場合、なぜ下痢を引き起こすのでしょうか?
➡人工甘味料は、人間の腸で吸収することができません。
小腸で吸収できないため、腸内の浸透圧を上昇させてしまい、その結果、浸透圧を正常に戻す働きの影響で水分が多くなり、下痢を引き起こしてしまいます。
これを、”浸透圧性下痢”といいます。
しかし、人工甘味料でも人体にデメリットばかりではありません。
例えば、有名な”キシリトール”という成分は、虫歯予防に有効とされており、キシリトールガムを愛用している方はたくさんいるでしょう。
キシリトールガムに含まれているキシリトールの量は、その他の食品に多くないと言われており、キシリトールガムを数粒摂取した場合に、下痢になることは少ないでしょう。
ただし、前回の【人工甘味料は肥満の元?】にも書きましたように、カロリーを制限したいという理由での人工甘味料の摂取はおススメできません。
カロリー制限を目的とする方は、人工甘味料が含まれるノンシュガー、カロリーゼロ商品を習慣的に摂取している傾向があります。
『以前と比べ体調が悪くなった』
『太りやすくなった』
『下痢をすることが多くなった』
というような自覚症状がある方は、一度自分が普段よく摂取している食品の表示成分を確認してみましょう。
桑原 和也
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