8Feb
最近は、一昔前では考えられないダイエット方法がいくつも考案されています。
パレオダイエットもその内の一つとされ、数年前から注目を浴びています。
世界各国でパレオダイエットを実践する方もでてきており、気になるダイエット方法の一つと言えるでしょう。
では、肝心のダイエット効果はどうなのでしょうか?
今回は、そんな気になる”パレオダイエットの方法(食事と生活について)”をお話したいと思います。
パレオダイエットとは?
➡”パレオ” とは ”パレオリシック (旧石器時代)” の略です。
パレオレシックの人々の食生活を再現したダイエット方法ということで、”パレオダイエット”と名付けられました。
旧石器時代は、農耕が発達した約8000年前までの時代(約250万年間)を指します。
つまり、その当時実際に食べられていたものに限り食べることができるという、食事改善によりダイエット効果を出すというものです。
パレオダイエットでは、食べることのできる食材が限られていますので人により合う、合わないがはっきりします。
『自分は、この食生活でもストレス無く続けられる!』と思う方にはおススメです。
ダイエットのコンセプトは”旧石器時代”の生活の中で真似れるところは真似るということです。
実際の旧石器時代の生活が完璧に判明していないのが現状ですが、生活習慣病や成人病、メタボリックシンドロームなどは現代の食生活に変わってから始まりました。
なので、パレオダイエットと言っていますが、あくまで痩せることだけが目的では無くて、パレオダイエットを通じて健康にもなりましょう、ということです。
パレオダイエットの方法について▼
①カロリー制限はない
➡パレオダイエットでは、カロリー制限はありません。
旧石器時代は、現代のように一日の摂取目安カロリーなどについての情報など一切ありませんでした。
木の実を採取したり、狩りで動物を仕留めて食べたりという生活ですので、次にいつ食事が出来るかが決まっていませんでした。
また、食習慣が現代とは異なっているため、基本的にメタボリックシンドロームをはじめとする肥満になる人がいなかったため、食事を制限する必要など無かったからです。
つまり、パレオダイエットでは、『食事量においては我慢をする必要はありません』ので、通常のダイエットで行う食事制限に比べると比較的ストレスが溜まりにくいと考えられています。
②『食べて良い食材・食べてはいけない食材』がある
➡上記で、食事量において我慢をする必要は無いと書きましたが、『食べて良い食材・食べてはいけない食材』があります。
例えば、油に関しては、
食べても良い➡ココナッツオイル、バター、牛脂、ラード飽和脂肪
食べてはいけない➡マーガリン、大豆油、コーン油、キャノーラ油、サンフラワー油、ベニバナ油
※水素添加油、精製食物油はNG
タンパク質に関しては、動物性のタンパク質(肉、魚、卵)はOKですが、植物性タンパク質(大豆)はNGです。
野菜、果物はOKですが、小麦、ライ麦、米玄米、コーン、オーツ、大豆、ピーナッツなどはNG。
砂糖は、どのような形で摂るにせよNGです。(ただし、果物の果糖はOK)
食べて良い食材、食べてはいけない食材が細かく分かれていますが、パレオダイエットでは、精製された炭水化物、糖質、穀物、豆類、人工的に精製された油などの近代の食物はNGとなります。
③お腹が空いたら一日で何度でも食事を摂って良い
➡『カロリー制限はない』でもお話しましたが、旧石器時代では食事回数や食事量は明確に決まっていませんでした。
また、お腹が空いても食事を我慢する理由がありませんでしたので、その部分も真似て良いとされています。
実際、日本でも一日三食が定着したのは、江戸時代頃だとされていますので、食事回数というのはその時代の影響をとても受けることが伺えます。➡
④眠たい時に寝て良い
➡パレオダイエットでは、旧石器時代の食生活だけでなくライフスタイルも取り入れる必要があります。
旧石器時代の人々は、現代のような仕事(ビジネス)を持っていませんので、時間に追われることもほとんどなく、自由な生活を送っていたとされています。
そのため、疲れたと思えば睡眠を取るようにすることでストレスを溜めない生活をしていたと考えられます。
ストレスは、タバコやお酒よりも寿命を短縮させると言われており、現代人は過度のストレスを抱えながら生活しています。
ただし、好きなときに睡眠を取れる人はかなり少ないと思いますので、出来る限り体に疲れを溜めない心がけましょう。
⑤体に無理を強いない
➡これも先ほどの『眠たいときに寝て良い』と同じことですが、仕事を優先することばかり考えて健康を二の次にしている方があまりにも多いです。
食生活、ライフスタイルを見直すことで体本来の調子を取り戻すことができるだけでなく、健康的な身体を作ることができます。
化学の進歩は、目まぐるしいスピードですが、人類の進化はそれに比べると遅いと言えます。
食べ物も人工的な加工をしたり、化学調味料や人工甘味料など人間の体に害のあるものが溢れています。
体に有害なものは食べずに、また体にムチを打つような生活を変えることで、様々なメリットがあります。
これを良い機会にパレオダイエットを始めてみませんか?
桑原 和也
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