美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦

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ダイエットの帝王《FITBULL 桑原和也》

今回は、様々な雑誌やテレビ番組で取り上げられている【ケトン体ダイエット】についてお話します。

前回、【炭水化物ダイエットは危険?】という記事を書きましたが、【ケトン体ダイエット】と関連がありますのでそちらもご覧ください。

 

ケトン体ダイエット】とは?

ケトン体ダイエット】は、よく【炭水化物ダイエット】と混同されますが、全く内容は違います

【ケトン体ダイエット】では、炭水化物を制限することにより、血中の糖質を減少させていきます。

そのままでは、体内のエネルギーが減少し、低血糖を起こしてしまうので、体はある方法でエネルギーを作り出します。

それは、脂肪を分解することです。

脂肪を肝臓内で分解することにより、脂肪酸から合成された『ケトン体』という物質が糖質の代わりのエネルギー源となるからです。

 

ケトン体が生成される条件は、

①体内の糖分(ブドウ糖)が不足した場合

②糖代謝に異常が起こった場合

 

普段から体内の糖分を制限し、エネルギー源として『ケトン体』を利用する体質【ケトン体質】と言います。

ケトン体質】を作るには、最低1か月程度はかかり、【ケトン体質】を作るまでは辛いと言われています。

辛いと言われる理由は、主食である米、麺、パンなどをほとんど口にしてはいけないからです。

※スナック菓子や甘いデザートなどもNGです。

これらを食べることができないので、大豆乳製品などタンパク質を豊富に含むものとビタミンミネラル、などを含む野菜中心の食生活へと変わるのですが、主食であるパンなどの炭水化物を普段食べることが習慣になっている人にとっては、最初はかなり辛いダイエットと言えます。

糖質(炭水化物)には一種の中毒性があると言われていますので、炭水化物から離脱するのに時間がかかります。

ですが、一度【ケトン体質】になってしまえば、体が糖分を欲することが徐々に無くなってきますので、炭水化物やスナック菓子、甘いデザートなどを我慢するストレスは減少してきます。

 

一つだけ注意する点としては、炭水化物以外の食材は米や麺、パンに比べ高価で食費がかかります。

ケトンダイエット】は、長く続けていくダイエットなので、食費も考慮した上で実践しましょう。

 

ケトン体』は、アセトンアセト酢酸βーヒドロキシ酪酸の総称で、【ケトン体質】になると糖質をエネルギーとして利用するよりも、脂肪を分解して脂肪酸から生成される【ケトン体】を積極的に利用する体質へと変化します。

ケトン体の働きは、生命維持に欠かせない心臓や腎臓をはじめとする各臓器のエネルギー源となること。

そして、骨格筋や姿勢保持筋などのエネルギー源となることです。

自分の体をこのケトン体質にするダイエット方法が【ケトン体ダイエット】です。

 

次回は、おススメのケトン体ダイエット】の実践方法についてお話します。



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桑原 和也

名前:桑原和也。 職業:理学療法士、プロダイエットアドバイザー、介護施設運営コンサルタント。 プライベート:現役ベンチプレス選手(近畿大会準優勝)。 臨床で5年間経験を積み、3000人以上の患者を治療する。 「美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦」をテーマに、自身のダイエット経験、理学療法&スポーツの知識を生かし100人以上をダイエット成功に導く。 2018年にFITBULLを立ち上げ、一般の方から現役アスリートまで幅広く治療をし、体型に悩む多くの女性にダイエット&ボディメイクの指導をする。 その傍ら、介護施設の運営コンサルタントとして赤字企業をわずか3ヶ月で黒字に転換させる。 現在は介護サービスの利用を希望しても最低1~2ヶ月待ちの大盛況。 「治療」「ダイエット&ボディメイク」「介護施設コンサルタント」を主軸に個人・企業の規模を問わずサービスを提供している。

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プロフィール


桑原 和也 / Kazuya Kuwahara
理学療法士 / プロダイエットアドバイザー / 介護運営コンサルタント
1988年6月生まれ。大阪府出身。


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桑原 和也と申します。
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