美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦

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ダイエットの帝王《FITBULL 桑原和也》


人間には、3つの代謝機能が存在します。

その代謝とは、【基礎代謝】【活動代謝】【食事誘導性代謝】なのですが、ダイエットを成功させるためには、それぞれの代謝についての知識を深める必要があります。

今日は、しっかりと代謝について理解していきましょう。

 


基礎代謝

人は、生きているだけでエネルギーを消費します。

寝ている状態でも脳や心臓、消化器系や呼吸器系、泌尿器系、などが活動を続けます。

エネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人女性で1,200kcal、男性では1,500kcal1日の消費エネルギーといわれていますが、個々により大きく異なります。

基礎代謝において筋肉が最も消費量が多く全体の半数40~50%を消費しているといわれています。

同じ年齢・同じ体重でも、筋肉量の多い人は基礎代謝量が多く、筋肉が多ければ多いほど筋肉を維持するためにカロリーを消費します。

また、筋量が老化や無理なダイエットにより減少してしまった際には基礎代謝量が減少するためより肥満になりやすい体質になってしまいます。

 

活動代謝

活動代謝は、基礎代謝とは別のエネルギー消費であると前回記述しましたが、肉体労働の人や趣味でスポーツをされる方は代謝量が高く、反対にデスクワーク中心の人や活動量が少ない方はこの代謝量が低くなります。

諸説はありますが、活動代謝は全代謝量のうち30といわれています。

なぜ、運動するとカロリーを消費するかというと運動すると心拍数が上がります。

それに伴い酸素摂取量が増えます。

一般的に1ℓの空気を肺で交換するのに5カロリー消費すると言われています。

運度することで、酸素消費量が上昇し、エネルギー消費量も上昇していきます。

 

食事誘導性代謝

食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が熱となって消費されます。

このため、食事をした後は安静にしていても代謝量が増えます。

この代謝の増加を食事誘導性熱産生または特異動的作用といいます。

食事誘導性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。

たんぱく質を摂取した際は摂取エネルギーの30

糖質を摂取した際は6

脂質を摂取した際は4

通常の食事はこれらの混合のため10%程度になります。

タンパク質をどれだけ上手に摂るかが一つの鍵になります。

食事をした後、身体が暖かくなり汗をかくのはこの食事誘導性熱産生によるものです。

食物を摂取した際は、胃をはじめとする消化器系が活発に活動するため、血液が腹部に集まり、逆に脳には血液が通常よりも減少するため酸素が不足します。

ご飯を食べた後は、勉強しようと思ってもボーッとしますよね。

老化や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく食事誘導性熱産生も低下します。

逆にトレーニングで筋肉を増やすと食事誘導性熱産生は高くなるとされています。

また、食物をよく噛む(咀嚼)することで脳に食事摂取という刺激を上手く入れることで食事誘導性代謝を上昇させることができると言われています。

また、食事誘導性代謝は全代謝の内10%を占めます。

食事を摂ることもダイエットには欠かせないということですね。

 

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桑原 和也

名前:桑原和也。 職業:理学療法士、プロダイエットアドバイザー、介護施設運営コンサルタント。 プライベート:現役ベンチプレス選手(近畿大会準優勝)。 臨床で5年間経験を積み、3000人以上の患者を治療する。 「美と健康を両立させるダイエットの提案と挑戦」をテーマに、自身のダイエット経験、理学療法&スポーツの知識を生かし100人以上をダイエット成功に導く。 2018年にFITBULLを立ち上げ、一般の方から現役アスリートまで幅広く治療をし、体型に悩む多くの女性にダイエット&ボディメイクの指導をする。 その傍ら、介護施設の運営コンサルタントとして赤字企業をわずか3ヶ月で黒字に転換させる。 現在は介護サービスの利用を希望しても最低1~2ヶ月待ちの大盛況。 「治療」「ダイエット&ボディメイク」「介護施設コンサルタント」を主軸に個人・企業の規模を問わずサービスを提供している。

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プロフィール


桑原 和也 / Kazuya Kuwahara
理学療法士 / プロダイエットアドバイザー / 介護運営コンサルタント
1988年6月生まれ。大阪府出身。


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